写真暗い・・(涙)
明るい場所でなかったのが残念(笑)
なぜなら、たいこどんどんの
ポスター撮りで、待機場所にて
撮ったもの、あぁもっとちゃんと
撮れば良かったね(笑)
たいこどんどん
2011年５月に
蜷川幸雄さん演出でシアターコクーンにて
公演されました
今日から、また
ラサール石井さんの演出により
公演されます
初日に観劇させて頂きます
その前に、ふと昔を思い出し
書いてます(笑)♥️
たいこどんどん
私は、
10役位は、最初あったのですが(笑)
男役は男子中心になったり
また、私の演技力も足りないものだから
出来なかったり、イメージ違うと
交代は良くあり・・本当に
沢山沢山勉強させて頂いた作品
となりました。
蜷川ストップモーションが、できず
何回も何回も何回も・・
やり・・・ついに蜷川さんの納得いく
動きが、できなかった私は
一番最初の出番のシーン☺
センターでお芝居でしたが、
一番上手の端に
なんなら、途中から出る事に変更
出来ない己を知り
蜷川舞台の凄さ、
当たり前に出来る
周りのキャストさんへの
ひたすら尊敬や、憧れや
自分の引き出しの少なさ
実力のなさ
時には役者としての嫉妬に
犯され悩む日々となりました
蜷川作品は、この時
二作目
落ち込み、悔しい思いしても
出来ないと始まらない
お稽古しないと始まらない
また、楽しまないと意味はない
蜷川作品デビュー
ファウストの悲劇にて
この葛藤は既に経験済みで(笑)
やるしかない、学び少しでも
上手く、いや自信を持って表現
するしかない、と知り(笑)
自分を追求するのと同時に
誰よりも早くお稽古始め
残って稽古の日々
とは言っても一人で出来る事
ダンスや殺陣など動きの事では
ないから、実は限られていて・・
でも、家にいるよりもお稽古行こう
みたいな・・。
私には、メンタルを鍛えてくれた
時間だったと今振り替えると
そう、感じる
なにより
蜷川組の素晴らしい所は
キャストさん、スタッフさんが
とにかく、凄い♥️
当たり前ですよねっ、トップの方々の
集まりですから・・
そんな中でも、若手メンバーは
数名いてネクストシアターの方々
彼らもまた、日々
蜷川組として生き、成長すべく
最高の環境で闘っていた
時には
一緒になり、お稽古してくれる
ネクストシアターの仲間や
スッと側で作業しながら、声を掛けて
下さるスタッフさんに
何回も何回も励まされ
また、帰り道に何回泣いたか・・
時には嬉し泣き
時には悔し泣き
お稽古場から、駅までの途中で
タバコ吸う、ふり！？
で、私を待っていて下さり
さりげなく、偶然風に一緒に帰れるか？
と、声かけて下さり、飲みに
連れて言って下さった先輩や
また、更衣室でやはり
なんとなく・・待っていて下さった
先輩、ご飯でもいく？と。
落ち込んだり、悩んでる時に
差しのべてくれる手に
どれだけ救われたか
また、
どれだけ頑張る力になったか
蜷川幸雄さんの舞台に出演と
言う大きな幸せと同時に
素晴らしい仲間に出逢えた事
素晴らしいスタッフさんと
ご一緒させて頂けた事
蜷川作品には、キャストの二倍
三倍な(笑)大勢の凄いスタッフさんが
舞台を造り支えていらっしゃいました
本当に私の財産であり私の一生の宝物
あっ、小道具などの担当される
ある女性スタッフさん
キャリアも長いし、本当に蜷川作品を
知りつくしていらっしゃる、素敵な
パワフルなお姉様の話
三作目に出演させて頂きました
盲導犬
冒頭のシーンが二人だけで
本読みから、とにかく、私が
中々出来なく・！蜷川さんから
違う、こうして
違う、もっと・・と
お稽古３日位は、冒頭のシーンのみの
お稽古に時間を費やした位
婦人警官 サカリノ
と、言う大きな役を頂き
日々凄いあらゆる、なんなら世界中が
敵なのでは？と言う位
自分に、役に、周りにと
闘っていました。
本当に有り難く、幸せな役でしたが
なかなか、納得も出来なかった
次第に正解が分からなくなってきて・・
しかし、長いお稽古が終わり
緊張の初日
あっという間に終わってしまった
しかし、その初日に
下袖にシーン終わりに、はけた時
そのスタッフさんが、なんと
初日出たね♥️と
一言・・
スタッフさんは、私と入れ替わりに
舞台のセットを動かしに行くので
袖でスレ違いの一瞬に、その一言
凄く凄く
すごーく嬉しかった！
スタッフさんが、ある意味一番
シビアに見てるし・・。
迷惑ばかりかけていたから、なんとなく
私も気まずいような、自信ないから
あまり、語れないし・・と言う状態
だったから、ある意味ずっと
新人感満載な(笑)・・三作目なのに！
少し逃げ的なずるい私もいた
全ては自信の無さからだった。
スタッフさんとお芝居話をする
機会も余裕も、
なかった私には、本当に
大声で叫びたくなる位
嬉しかったです！
また
蜷川さんからは、思いきり
やれば、大丈夫だから！と、
笑顔で優しい言葉を頂きました
蜷川さんは、盲導犬のお稽古前に
番組で、私にサプライズインタビュー
コメントを下さっていて
大林君は
普通はもう、無理なんだから(笑)
日本一グロテスクな女優を目指して欲しい
と、蜷川さんが私に下さった言葉でした
グロテスク・・まだまだその意味と
私の存在や芝居のレベルが、全く
たどり着かないのですが・・
私にしか出来ない
私だから出来る
と、いう演劇人になりたい、と言うのは
私の一生掛けての夢となりました
言うのや、書くのは簡単
どれだけ結果を残せるのか？
私の人生の勝負は、まだまだ
頑張らないと行けない事が多すぎるからね
と、たいこどんどん観に行く話から
私のたいこどんどん話
いや、蜷川幸雄さん話と
長く語ってしまいましたが(笑)
たいこどんどん
主演が
中村橋之介さん、あっ今はお名前
変わりましたね
古田新太さん
そして、鈴木京香さんと言う
素敵なキャストの方々とご一緒させて
頂きました☺️
私自身は
最終的に
三味線弾きや
花魁
女郎
芸者
などなど・・それでも沢山の役
演じさせて頂きました。
たいこどんどんに
思い入れがある、と言いたいだけの
スタートでした(笑)
こちらが懐かしの写真
この写真は
蜷川幸雄さんとのツーショット♥️と
蜷川舞台初出演での
ファウストの悲劇
ふしだらとか
王妃とか、まあ色々な役をさせて
頂きましたが、一番最初の
姿で取って頂きました☺️写真
懐かしかったから、載せてみました
天国の蜷川さんに
笑われないように
チャンスを頂いた事、そして
言葉を忘れず
しっかりとこれからも、
頑張って行こうと思います
たいこどんどんで、改めて
初心を忘れず
頑張って行こうと思いました
そして
こちらが、今日から始まります
たいこどんどん
ラサールさんからお声掛け頂き
今から見てきます✨
楽しみ♥️