バレーの大会中ですが
告別式の今日は
大会中の、試合の空き日
と言う事で
蜷川幸雄さんに
お別れを、言うことが出来ました
蜷川組、劇団、いや
演劇ファミリー・・表現出来ない位の
偉大な輪
世界のニナガワ
蜷川さんに繋がれた人が
日本のみならず、世界中
沢山沢山いらっしゃる
最後にその一番端の片隅に
関われた事に、誇りを感じ
感謝の気持ちで一杯です
私が、演劇や、お芝居の事を
言ったり、書いたりすると
バレー選手のくせになんで？
とか、
所詮アスリートじゃん
とか、
女優ぶってんじゃないよ！
と、言われる事がある。
勿論、女優ですっ
なんて恐れ多く言った事ないけど
(バラエティのノリ以外でね)
本当に辛く、悲しい中傷に
涙する日々もある
でも、
子供の頃から、バレーより前に
見ていた夢だった。
しかし、大きい女は女優は無理だ
と、子供の頃
回りに散々言われ・・大きいと
言う事で、いじめにあい
自分を否定してきた。
そんな中、TVアニメ・アタックNo.1
を見てオリンピックを目指し
バレーの夢を叶える事が出来た
29歳で引退してから
自分の次なる人生を考え
10年前から、飛び込んだ
舞台の世界。
第二の人生の夢に向かい
スタートしました
2010年
ファウストの悲劇
2011年
たいこどんどん
2013年
盲導犬
と、蜷川幸雄作品に
出演させて頂きました
本当に、夢舞台であり、幸せで
有り難い時間を頂きました。
短い時間しか、過ごしていない
私なんかが、蜷川幸雄さんの事を
語るなんで、何勘違いしてるんだ、と
思われるかもしれません。
しかし、私の人生を変えて
下さった方でした。
蜷川さんが居なくなってしまった
現実を受け止めるべく
敢えて書いてみました。
ファウストに出演の、二年位前に
初めて蜷川さんに、
お会いさせて頂き、蜷川先生の舞台に
どんな形でも良いから出たいのです！
と、お話させて頂きました
その時は、またまたぁ、大林さん
舞台なんてやりたいの？って
おっしゃられ、笑って
また是非機会が
あったらね、と言われました。
少しして、また劇場に向かい
今度はお手紙と、自分の出ている
作品のDVDをお渡ししました。
今思うと、本当に図々しかったなぁ
と思いますが、その後も観劇に
お邪魔したり、お稽古を見学させて
頂いたり・・
どうしても、挑戦したかった
後悔しない人生を歩むために。
そして二年ほど経ち
初めて、蜷川作品に出演させて
頂ける事になりました。
しかし、憧れの世界が
どれだけ厳しいものだったか、お稽古
初日に、常識が変わる位
衝撃を受けました。
お稽古が、本番と変わらない環境
また、役者さんは、勿論
制作さんも、スタッフさんも
全てが一流なプロ集団
一人・・なにも出来ない私
力不足とか、そんな問題じゃなく
場違いだ、私！って
出演と言う
夢が叶った喜びが
一瞬にして、自己嫌悪とプレッシャーに
変わってしまいました。
ある意味、芸能の世界観が
変わった日でした
お稽古帰りに、何日
悔し泣きで帰っただろう
帰り道。
蜷川組の、先輩方が
残り稽古を付けて下さったり
飲みに誘って下さったり
厳しく、優しく居て下さった。
共に闘う仲間と、言う宝物が
沢山出来ました。
また、蜷川さんは
一番最初におっしゃった事は
大林くんは、体育会系だから
厳しいのも平気だもんな！
と(笑)
はい、なんでも大丈夫ですっと
意気込んだものの、くだけてばかりでした
でも、3回目の出演
盲導犬の前に、蜷川さんに
大林君が、そんなに舞台やりたいと
思わなかったよ、と(笑)言われた。
そして
大林君は普通の役は、無理なんだから
日本一グロテスクな女優に
なったら良いと思うよ！
と、お言葉を頂きました
まだ、グロテスクな女優
の意味や、どうなっていくのか？
答えや道はこれからで
手探りな私ですが、頂いたお言葉を
支えと励みと、夢にして
頑張って行きたいと思います
長くなってしまいましたが
蜷川幸雄さんとご一緒させて頂いた
奇跡に感謝し
これからも、諦めない夢を持ち
死ぬまで挑戦する自分で
ありたいと、告別式で自分に
誓いました
もう一度、ご一緒させて頂ける様に
精進しなくては、と日々思っていたから
本当は、信じたくないし、ウソで
あって欲しい！と、今も思います
蜷川さんだから、天国でも
ゆっくりのんびりなんて・・お休みが
嫌いな方ですから、出来ないかも
しれませんね・・・。
でも、一度位ゆっくり休んで下さい
本当に本当に本当に
お疲れ様でした
ありがとうございました！
心より御冥福を御祈りいたします
告別式の今日は
大会中の、試合の空き日
と言う事で
蜷川幸雄さんに
お別れを、言うことが出来ました
蜷川組、劇団、いや
演劇ファミリー・・表現出来ない位の
偉大な輪
世界のニナガワ
蜷川さんに繋がれた人が
日本のみならず、世界中
沢山沢山いらっしゃる
最後にその一番端の片隅に
関われた事に、誇りを感じ
感謝の気持ちで一杯です
私が、演劇や、お芝居の事を
言ったり、書いたりすると
バレー選手のくせになんで？
とか、
所詮アスリートじゃん
とか、
女優ぶってんじゃないよ！
と、言われる事がある。
勿論、女優ですっ
なんて恐れ多く言った事ないけど
(バラエティのノリ以外でね)
本当に辛く、悲しい中傷に
涙する日々もある
でも、
子供の頃から、バレーより前に
見ていた夢だった。
しかし、大きい女は女優は無理だ
と、子供の頃
回りに散々言われ・・大きいと
言う事で、いじめにあい
自分を否定してきた。
そんな中、TVアニメ・アタックNo.1
を見てオリンピックを目指し
バレーの夢を叶える事が出来た
29歳で引退してから
自分の次なる人生を考え
10年前から、飛び込んだ
舞台の世界。
第二の人生の夢に向かい
スタートしました
2010年
ファウストの悲劇
2011年
たいこどんどん
2013年
盲導犬
と、蜷川幸雄作品に
出演させて頂きました
本当に、夢舞台であり、幸せで
有り難い時間を頂きました。
短い時間しか、過ごしていない
私なんかが、蜷川幸雄さんの事を
語るなんで、何勘違いしてるんだ、と
思われるかもしれません。
しかし、私の人生を変えて
下さった方でした。
蜷川さんが居なくなってしまった
現実を受け止めるべく
敢えて書いてみました。
ファウストに出演の、二年位前に
初めて蜷川さんに、
お会いさせて頂き、蜷川先生の舞台に
どんな形でも良いから出たいのです！
と、お話させて頂きました
その時は、またまたぁ、大林さん
舞台なんてやりたいの？って
おっしゃられ、笑って
また是非機会が
あったらね、と言われました。
少しして、また劇場に向かい
今度はお手紙と、自分の出ている
作品のDVDをお渡ししました。
今思うと、本当に図々しかったなぁ
と思いますが、その後も観劇に
お邪魔したり、お稽古を見学させて
頂いたり・・
どうしても、挑戦したかった
後悔しない人生を歩むために。
そして二年ほど経ち
初めて、蜷川作品に出演させて
頂ける事になりました。
しかし、憧れの世界が
どれだけ厳しいものだったか、お稽古
初日に、常識が変わる位
衝撃を受けました。
お稽古が、本番と変わらない環境
また、役者さんは、勿論
制作さんも、スタッフさんも
全てが一流なプロ集団
一人・・なにも出来ない私
力不足とか、そんな問題じゃなく
場違いだ、私！って
出演と言う
夢が叶った喜びが
一瞬にして、自己嫌悪とプレッシャーに
変わってしまいました。
ある意味、芸能の世界観が
変わった日でした
お稽古帰りに、何日
悔し泣きで帰っただろう
帰り道。
蜷川組の、先輩方が
残り稽古を付けて下さったり
飲みに誘って下さったり
厳しく、優しく居て下さった。
共に闘う仲間と、言う宝物が
沢山出来ました。
また、蜷川さんは
一番最初におっしゃった事は
大林くんは、体育会系だから
厳しいのも平気だもんな！
と(笑)
はい、なんでも大丈夫ですっと
意気込んだものの、くだけてばかりでした
でも、3回目の出演
盲導犬の前に、蜷川さんに
大林君が、そんなに舞台やりたいと
思わなかったよ、と(笑)言われた。
そして
大林君は普通の役は、無理なんだから
日本一グロテスクな女優に
なったら良いと思うよ！
と、お言葉を頂きました
まだ、グロテスクな女優
の意味や、どうなっていくのか？
答えや道はこれからで
手探りな私ですが、頂いたお言葉を
支えと励みと、夢にして
頑張って行きたいと思います
長くなってしまいましたが
蜷川幸雄さんとご一緒させて頂いた
奇跡に感謝し
これからも、諦めない夢を持ち
死ぬまで挑戦する自分で
ありたいと、告別式で自分に
誓いました
もう一度、ご一緒させて頂ける様に
精進しなくては、と日々思っていたから
本当は、信じたくないし、ウソで
あって欲しい！と、今も思います
蜷川さんだから、天国でも
ゆっくりのんびりなんて・・お休みが
嫌いな方ですから、出来ないかも
しれませんね・・・。
でも、一度位ゆっくり休んで下さい
本当に本当に本当に
お疲れ様でした
ありがとうございました！
心より御冥福を御祈りいたします