阿藤快さんとの思い出

昨年の、11月1日に

MOTHER特攻の母 鳥濱トメ物語

大阪公演で

大千秋楽を迎え、じゃあまたね

と、劇場を後にされました

阿藤快さん

それが最後の快さんの笑顔でした


明日から、始まります

MOTHER2016年の舞台前に

快さんを思い出し、見守っていて下さい
と
お願いしました






旅番組や、スタジオや、ロケで
ご一緒させて頂く事は、ありましたが
お芝居では、初めてでした。

なんとも言えない暖かい、存在感
なにかあると、私達からも
突っ込まれる事もあり(笑)、懐が大きく
また、とにかく優しかった、快さん


しかし、快さんと言えば、

いつも、楽屋のドアが全開になっていた


個室の楽屋は、寂しかったのか？


いや
いつでも、回りの様子が分かる様に？


いやいや、楽屋のドアがいつも

全開になっていた意味は、

キャリアや、年齢が
全く違う、若手役者が多い座組だから
気軽にどうぞ、と言う、気遣いであり
思いやりかなぁ・・と、私は思っていた

楽屋に改めて入るのは、若手には
勇気がいる事だ、時間もあまり無いし
でも・・

通り際に
覗き、交わす一言が
若手には、嬉しい瞬間だったと思う。


劇場で、観劇されました
お客様から、はまり役で、
快さんの、代表作になったのでは
ないですか？
と、言われたんだよ、と
嬉しそうに、キャストに話をされて
居たのを聞き、涙が出る位
嬉しかった。

お芝居では、私は快さんと
ある意味、闘う立場でありましたが
なかなか、上手く流れず
悩んでいた時にも、大林君が
やってる舞台なんだから、好きに
思いきりやれば、良いんだよ

と、声を掛けて頂いた。

あまりにも、あっさり言われるから
何だか、悩んでるのは？なんなんだ
位(笑)だった。

吹っ切れた瞬間でした。

私にとっては、魔法の一言だった


もっと沢山、お芝居の話をすれば
良かった、もっと勉強させて
頂きたかった・・


MOTHERの公演についても
本当に素晴らしい作品だから、
九州で、また鹿児島で、公演出来る
様に、今度、講演会行くから
話してみるよ、とこれからも
一緒にMOTHERを伝えるべく
頑張って行こう、とお話させて
頂いてたのに・・


快さんは、もう居ないのです


快さんの分まで、しっかりと
これからも、頑張って行かなくては
と、明日から始まる舞台前に
自分を奮い立たせる為に

敢えて書いてみました

１日を大切に生きる事の尊さを
教えて下さり、ありがとうございました
また、MOTHERを続ける意味
を再確認し、パワーを下さり
ありがとうございました。


快さんの、後

署長役には、藤森大介さん。

また、新たなMOTHERをつくり

みんなで、一致団結して

頑張ります！





快さんは
劇中に、なんだかなぁと
唯一、１度台詞で言われていましたが
それを聞くのが、楽しみな瞬間でした (笑)



新聞にも書いてありますが

なんだかなぁ

と言われないMOTHERに
なる様に！精一杯

全身全霊頑張ります


快さん！天国から
見守っていて下さいね

快さんの、写真をこれから楽屋に
飾ります！

24日から、28日




始まります